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楽園のカンヴァス

  • 2014/09/11(木) 21:33:09

楽園のカンヴァス (新潮文庫)楽園のカンヴァス (新潮文庫)
原田 マハ

新潮社 2014-06-27
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内容紹介
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。


書店に平積みされているのを見たときからおもしろそうだなと思っていたのですが、うちにいっぱい読んでない本があるじゃないか、ガマン、ガマンと。しかしここ最近、再び本を読むことが日課となりつつあり、買っておいても良いんじゃね?と自分を甘やかして、未来の自分にツケて購入。頑張って働け、私。

ちょっとだけ読んでみようと開いてしまったらさー、大変。止まらない止まらない。速読出来ない自分がじれったく思えるぐらい、どうなるの?この先どうなるの?と気になる反面、物語の世界をじっくり楽しみたい自分もいて。夕べは寝る直前まで読んでいたので、布団に入ってからも登場人物達のことが気になってしかたなかったです(^^ゞ。そして今朝、起きていきなり読み始めて読了。その後も部分、部分を読み返したり、最後の場面を何度も何度も読んだり。(こういう余韻のラスト、大好き!) 
買って良かった!
この先きっと、何度も読み返すと思います。
内容に関しての感想とか細かく書きたいのですが、そうなるとネタバレ的なことに触れないと全く無理な話なのです。それにひとつだけ、腑に落ちないというか、どうしてそうなった?と思う点があるのです。詳細な感想はさておき、それだけを追記に書いておこうと思います。

※wiki読んでビックリ!作者さんのおにーさんって原田宗典さんなんだ!!!いやーん。原田さんと言えば小説よりも東京壱組よりも、歯科医でのこんにちはこんにちはこんにちは!の話、なんですよねぇ・・・(^^ゞ。

追記は↓から。 広告を挟んでいる場合もあります。

物語の著者をジョゼフじゃなくてヤドヴィガにしたのはなぜなんでしょうか。
考えられるのはこれはひょっとしたらジョゼフには秘密の、ルソーとの思い出としてヤドヴィガが綴っていた回想記であるから、ということなのですが、ルソーの過去やヤドヴィガが目撃していないピカソとのエピソードに関して、研究というか調べようとするのはヤドヴィガではなく、ジョゼフの方がしっくり来るような気がするのです。
ヤドヴィガは絵の中で永遠に生きられるだけで(もうひとつ授かったものがあったのかもしれませんが)満足したと思うのです。しかしそれを傍らで見ているだけのジョゼフは?ひょっとしたらルソーのミューズとなった妻に嫉妬までしたかもと思うほど心酔している彼なのですから、自分にもルソーと分かち合えるものが欲しかったはずです。しかしルソーはもういません。ならば彼の人生を記すことによって、彼の人生を分かち合いたい、と思うのが自然のような気がするのですが・・・。

依頼したじーちゃんが物語の作者じゃ当たり前過ぎるのかもしれませんけどね。

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